アライドエンジニアリング

v-DESIGN
部品構成作成支援システム v-DESIGN は,製品の仕様と制約にしたがって,部品構成を決定するシステムです。製品メーカそのほかのエンドユーザの部品表 (材料表) のフロントエンドとして使われます。当社では v-DESIGN を開発・販売しています。
部品構成作成支援システム v-DESIGN
  • 各種の工業製品は,多様化するユーザのニーズに応えるべく,ますます複雑になってきています。製品の供給側では,これらを必要最小限の製品群で最大限にカバーすることが,製造効率から見て非常に重要な要件です。部品構成作成支援システム v-DESIGN は,設計仕様から部品の仕様を展開して製品の部品構成を定め,設計にフィードバックをする設計支援システムです。

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  • 例えば自動車設計においては,多くの車種仕様とユーザの好みに合わせた多数のオプションが用意されています。この組み合わせは膨大で,その仕様に対応する部品の種類も極めて多数用意されます。設計変更などでオプション仕様の前提条件が変更されると,対応する部品設計の変更も必要となります。また,用いる部品点数が多くなると,この管理コストも考慮して,ある場合には低水準の部品を高水準の部品と代替することによって部品点数を減らし,全体の製造コストを下げることも一般に行われます。

  • v-DESIGN の基本概念
    v-DESIGN は,各種工業製品の設計仕様から部品の仕様を展開して製品の部品構成を定め,必要な場合には部品管理コストの最適化を行って設計にフィードバックをする設計支援システムです。v-DESIGN の導入により,以下のようなメリットが得られます。
    • 部品組合せ設計をシステム化し,効率化を図る。
    • 構成部品の設定ミスを防ぐ。
    • 部品種類のわずかな違いによる製品の枝番号を最小にする。
    • 仕様の変更やオプション部品の選択率の変更に伴う再設計を容易にする。
    • 設計の煩雑さに基づく「付け捨て」部品を最小にする。
    • 場合により部品の共通化を図り,「付け捨て」部品をあえて設けることで,部品管理コストを下げて,製造コストを最小化する。

  • v-DESIGNは製品仕様と設計意図に基づいた部品構成を作成します。v-DESIGNの入力は製品仕様と設計者の設計意図です。v-DESIGNの出力は部品構成出図データであり,これは部品表の入力データとなります。v-DESIGNは部品表のフロントエンドとして働きます。

  • v-DESIGN の高速構成展開エンジン
    • v-DESIGN には,仕様構成展開にマツダ株式会社,東京工業大学と共同開発した構成展開エンジンが使われています(特許出願中)。
    • v-DESIGN の構成展開エンジンの一部には,BDD (Binary Decision Diagram) という検索アルゴリズムが用いられています。本アルゴリズム部分は,米国・コロラド大学が開発した検索エンジン CUDD が使われています。

  • v-DESIGNはマツダ株式会社,いすゞ自動車株式会社などに採用されています。
    • 部品構成作成支援システム(v-DESIGN)の開発,マツダ技報,No.23,pp.93-97,2005.6
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