アライドエンジニアリング

更新日 2006年7月10日

AMG
AMG05 は,マルチスレッド並列化を機に,AP-AMG (Advanced Parallel AMG) と改称されました。

AP-AMG は当社が開発した AMG (Algebraic Multigrid) 法による線形方程式ソルバです。

線形方程式ソルバとは,構造解析,流体解析などに現れる連立線形方程式を解くツールです。AMG は係数行列の性質によって空間分割を粗い方向に取りながら解を重ね合わせる,連立方程式の新しい洗練された解法の一つです。

AP-AMG は東レエンジニアリング株式会社 3D TIMON,Moldflow MPI に採用されています。

AP-AMG は実用ソルバとして世界トップレベルの実力を持っています。
AMG ソルバ AP-AMG
AP-AMG (Advanced Parallel AMG) は当社が開発した AMG (Algebraic Multigrid) 法による線形方程式ソルバです。

以下ではシングル版のパフォーマンスを比較します。用いたソルバはつぎの4つです。

  • Jacobi 法前処理付き CG (Jac-CG)
  • SSOR 法前処理付き CG (SSOR-CG)
  • Smoothed Aggregation-based AMG 前処理付き CG (SA-AMG)
  • AP-AMG

テストに用いるのはつぎのような流体および構造問題です。Model 欄で,Solid,Shell などはそれぞれソリッド要素,シェル要素を,Tet4,Tet10 はそれぞれ 4面体1次,2次要素を示します。

ModelNo. of
Nodes
DOFs
/Nodes
DOFs
Fluid
dynamics
Solid_Tet4-F0140,743140,743
Solid_Tet4_F02199,450 1199,450
Structural
Mechanics
Solid_Tet4_S0167,5803202740
Solid_Tet10_S0141,8823125,646
Solid_Tet10_S02144,5443433,632
Solid_Tet10_S03163,6603490,980
Solid_Tet10_S04450,09231,350,276
Solid_Tet10_S05731,63232,194,896
Shell_S012,011612,066
Shell_S0240,4015202,005

流体問題および構造問題の結果を以下に示します。使用マシンは Xeon 2.8GHz (EM64T),計算打ち切り相対残差は,流体,構造問題とも 10-6 です。

ModelCPU Time [sec]
Jac-CGSSOR-CGSA-AMGAP-AMG
Fluid
dynamics
Solid_Tet4-F0110.011.54.20.7
Solid_Tet4_F028480422.7
Structural
Mechanics
Solid_Tet4_S01118723913
Solid_Tet10_S013,6812,771314141
Solid_Tet10_S0216,1789,6081,446350
Solid_Tet10_S0313,3297,9511,110353
Solid_Tet10_S044,0982,718-232
Solid_Tet10_S0517,70012,605-664
Shell_S01211353.7
Shell_S024022446731

solid_tet4_f02 solid_tet10_s02
AP-AMG のプラットフォームは Windows および UNIX/Linux です。
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