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ソルバのバージョンアップを要約したものです。ソルバ 3.0 (2005年9月29日) からのバージョンアップ履歴を記しています。
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| ADVENTURECluster ソルババージョンアップ要約版 |
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- ソルバ 4.6 (2011年7月29日)
- ゴム材料
ゴムの材料モデルとして用いられる,Mooney-Rivlin 則の歪みエネルギー密度関数による超弾性体が利用可能となりました。現バージョンでは完全な非圧縮特性を持たせることはできませんが,わずかな体積変化を許すような材料特性値を指定することが可能です。要素は,一部例外を除くソリッド要素が使用可能です。
- ペナルティ接触
接触拘束を付加する手法として,従来バージョンより使用可能なLagrange の未定乗数法に加え,ペナルティ法による接触拘束が利用可能となりました。Lagrange の未定乗数法では,接触面に変位拘束や,剛体要素,線形拘束式が付加されていると拘束条件が過剰となることから,接触が外れてしまう場合が生じ得ますが,ペナルティ法を用いることでこのような問題を避けることが可能です。
- 摩擦・接触安定化・熱伝達接触でのメモリ削減
従来バージョンにおいて摩擦,接触安定化,熱伝達接触を用いると,計算途中で一時的に多くのメモリを要してしまう問題がありましたが,本バージョンにおいてこれを改善しました。
- コネクタ要素の拡充
コネクタ要素(要素名: Connector)は,要素を構成する2 つの節点間の相対変位,相対速度に対する,非線形の弾性特性,粘性特性や,拘束条件を付与することが可能な要素で,大変形時にも力の向きが回転に追従する要素です。本バージョンでは,従来より利用可能であった4 種類のコネクションタイプに加え,新たに下記の4 種類のコネクションタイプが利用となりました。さらに,解析結果として,コネクタ要素反力(出力ラベル名: ConnectorReactionForce)および反モーメント(出力ラベル名: ConnectorReactionMoment)が出力可能となりました。
- Cylindrical
2 節点を結ぶ軸方向の相対変位,相対回転に対して弾性,粘性を付加し,それ以外の変形を拘束します。
- Joint
2 節点の並進方向の変位が同一になるように拘束します。
- RigidRod
剛体ロッド要素と同様に,2 節点間の距離を一定に保つように拘束します。
- RigidBar
剛体梁要素と同様に,2 節点を剛体で繋げたものと同じように拘束します。
- 鉛フリーはんだ材料の拡充
速度依存非線形移動硬化モデルによる組み込み材料特性として,従来より鉛フリーはんだ材Sn-3.0Ag-0.5Cu が利用可能でしたが,本バージョンではこれに加え Sn-3.5Ag-0.5Cu も利用可能となりました。
- 平滑化接触圧の出力
接触圧(ContactTraction)に対し,ごく近傍の節点間のデータを用いて平滑化を施した,平滑化接触圧(SmoothedContactTraction)が出力できるようになりました。通常の接触圧と比べ,より滑らかな空間的な分布が得られる量です。
- 単純梁要素の要素幾何形状
単純梁要素において,応力出力位置$BarEvaluationPoint を指定する場合,従来全ての単純梁要素に指定する必要がありましたが,これを一部の要素に対してのみでも指定可能なように変更しました。
- エラーメッセージとエラー対処マニュアルの改善
ログ出力されるエラーメッセージとエラー対処マニュアルに対しエラー識別ID を付加することで,ログに書かれたエラーメッセージの詳細説明を容易に参照できるようにしました。また,エラー対処マニュアルの内容についても整備しました。
- サマリーログの出力拡充
熱伝導解析においても,サマリーログが出力されるようになりました。また,エラー終了時にも,サマリーログに終了時刻とエラー終了した旨のメッセージが残されるようになりました(ただし現バージョンのWindows 版は未対応です)。
- ログ出力の改善
ログ出力について,以下のような改善を行いました。
- 最大残差量などの,収束判定に用いられる量の整列表示
- 並列プロセスに対する,メモリ使用量の総和,およびCPU 時間の総和,最大値の表示
- メモリ使用量の表示をMByte やGByte によるわかりやすい単位に変更
- 表示されたワーニングやエラー数の表示
- ABAQUS 入力データコンバータの機能改善
ソルバ入出力フォーマットVer.2 用ABAQUS 入力データコンバータabqinp2adx について,以下の機能追加ないし変更を行いました。
- 収束判定トレランスの変換
非線形反復に関する収束判定トレランスを指定する,*CONTROLS のPARAMETERS=FIELD, FIELD=GLOBAL の場合のデータ行1 行目第1,第2 項目の変換に対応しました。ADVENTURECluster での$ConvergenceParameter のnewton_tol およびnewtion_disp_tol にそれぞれ変換します。
- エラー識別ID の付加
ソルバと同様に,ABAQUS 入力データコンバータにおいてもエラーメッセージに識別番号を付け,エラー対処マニュアルを参照しやすくしました。
- ワーニングメッセージの追加
INP ファイル中で,同じ名前のNSET またはELSET の定義が現れた場合,ワーニングメッセージを出力するようにしました。また,同じ番号の節点ないし要素を定義した場合にもワーニングを出力するようにしました。
- 実行オプションのログ出力
指定した実行オプションをログファイルに出力するようにしました。
- ソルバ 4.5 (2011年1月27日)
- 非適合モード6面体1次要素の大変形および低密度緩衝材への対応
非適合モード6面体1次要素をUpdated Lagrange 法による幾何学的非線形解析に対応させました。これにより,非適合モード6面体1次要素は幾何学的非線形および材料非線形の双方を扱うことができるようになりました。また,同要素を低密度緩衝材に対応させました。
- 大変形対応の梁要素の追加
大変形解析に対応した梁要素を追加しました。面外せん断変形が無視できることを仮定したオイラー・ベルヌーイ梁要素で,Updated Lagrange 法および Total Lagrange 法の両解法による幾何学的非線形性に対応しています。
- コネクタ要素
コネクタ要素を追加しました。要素を構成する2つの節点間の相対変位,相対速度に対する,非線形の弾性特性,粘性特性を付与することが可能です。
- 接触クリアランスにおける位置依存性
接触条件に付加できるクリアランス(間隙量)を,スレーブ節点ごとに異なる値を設定できるようにしました。
- サブモデル解析機能の改善
サブモデルの境界上に接触面がある場合,グローバルモデルの解析結果から算出するサブモデル境界面での境界条件が正しく設定されず,意図するような解析結果が得られない問題がありました。サブモデル境界面とグローバルモデルの要素グループとを関連付けする機能を追加し,この問題点を回避できるようにしました。
- 破壊力学パラメータ解析のソルバ入出力フォーマットVer.2対応
応力拡大係数とJ積分を求める破壊力学パラメータ解析機能をソルバ入出力フォーマットVer.2に対応させました。
- Windows7対応
32bitおよび64bitのWindows7に対応しました。
- Platform MPI へのバージョンアップ
HP製のHP-MPIがPlatform社に引き継がれ,Platform MPIとなりました。ソルバ4.5では,その最新バージョンのPlatform MPI 8.0を標準MPIとしました。
- 解析結果出力におけるゼロの値の省略
解析結果出力において,節点ないし要素における値が全てゼロの場合は,その節点ないし要素については解析結果が出力されないようにしました。この変更により,解析結果のファイルサイズが削減される場合があります。
- ユーザ定義材料における状態変数の選択出力と状態変数の初期値設定
ユーザ定義材料において使用する状態変数の出力の可否を選択するようにしました。また,状態変数の初期値を,解析モデルファイルで要素ごとに設定できるようになりました。
- 解析結果の抽出ツールhddmmrgの改善
9で述べたゼロ値の出力抑制に対応して,ゼロ値の結果を出力するオプションの追加しました。そのほかの修正を行いました。
- バイナリファイルのテキスト化ツールadvshowの改善
ADV 形式のバイナリファイルをテキスト化するツールadvshowを改善しました。
- ADVドキュメント数が多い解析モデルのパフォーマンス改善
要素毎に異なる材料特性を指定するなどの特殊な解析モデルファイルでは,ADVドキュメントの数が非常に多くなり,解析モデル読み込み時のパフォーマンスが低下する場合がありました。これを改善しました。
- ABAQUS入力データコンバータの機能改善
ABAQUS 入力データコンバータの機能を改善しました。
- ソルバ 4.4 (2010年7月26日)
- 陽的動解析
陽解法による動解析が可能になりました。落下衝撃解析等の短時間で大きく状態が変化する解析において有利となる解析手法です。現バージョンでは,微小変形弾性体でかつ微小すべりの範囲においてよいパフォーマンスが得られます。
- 弾塑性複合硬化則
弾塑性の硬化則として,非線形の等方硬化則および非線形の移動硬化則を合わせた複合硬化則が利用できるようになりました。等方硬化則と比べ,繰り返し荷重下における塑性変形の再現性に優れた硬化則です。
- ユーザ定義材料
ユーザ作成プログラムにより,材料構成則を組み込むことが可能になりました。ADVENTUREClusterでサポートされていない材料も,その特性を記述したプログラムを作成することで解析を行うことが可能です。
- Windows版でのユーザ関数への対応
クリープ構成式ユーザ関数,粘弾性ユーザ関数,および本バージョンで追加された上記のユーザ定義材料の各ユーザ関数が,Windows版ソルバにおいても利用可能となりました。これらのユーザ関数の利用に際しては,別途Cコンパイラ等の開発環境が必要となります。
- サブモデル解析での全体座標系距離による探索範囲指定
サブモデル解析では,グローバルモデルでの解析結果からサブモデルの境界へのマッピングが行われます。従来,要素座標系での距離を用いていた探索範囲の指定方法を,全体座標系距離による指定できるように拡張しました。
- サブモデル解析における探索範囲の拡張範囲の定義変更
サブモデル解析における探索範囲の定義を一部変更しました。
- ガスケット要素の厚さ指定
ガスケット要素において,要素の厚さをパラメータとして指定できるようになりました。指定がある場合,要素形状における厚さの代わりに,指定した厚さが剛性の評価に用いられます。ただし,元の要素形状の厚さをゼロとすることは出来ません。
- 厚さ方向限定ガスケット要素に対する熱荷重
6面体および5面体形状の厚さ方向限定ガスケット要素において,熱荷重を負荷できるようになりました。
- 低密度緩衝材
低密度緩衝材のための材料特性が利用可能となりました。バージョン4.4 では,引っ張り時は線形,圧縮時はユーザ指定の応力・歪み関係に従う,ポアソン比ゼロの非線形等方弾性体としての特性を表すことが可能です。
- 接触およびMPCが多い場合のパフォーマンス改善
接触やMPCによる並列プロセス間の通信量の削減により,これらが多い場合の計算速度が向上しました。特に並列数が多い場合において,大きな速度向上が得られます。
- 拘束自由度に対する反力
拘束自由度における反力(出力ラベル名 ReactionForce)は,従来その自由度にかけられている荷重が考慮されておらず,負荷した荷重と反力が釣り合わない場合がありましたが,これを改善しました。これにより,例えば自重が負荷された場合にも,反力から負荷された自重を正しく評価できるようになりました。
- ABAQUS入力データコンバータ
ABAQUS入力データコンバータを機能拡張しました。
- ソルバ 4.3 (2009年12月17日)
- 構造解析におけるパフォーマンスの向上を行いました。こちらをご覧ください。
- 接触スタビライズ機能に対応しました。
- ねずみ鋳鉄の降伏条件に対応しました
- Drucker-PragerとMohr-Coulombの降伏条件の機能を強化しました。
- 弾塑性応力歪み曲線の直接指定を可能にしました。
- 過剰拘束判定方法を改善しました。
- ガスケット要素の材料特性を追加しました。
- 動解析での収束判定方法を改善しました。
- 熱伝達要素を接触面に指定できるように対応しました。
- ABAQUS入力データコンバータを機能拡張しました。
- 圧電陽的動解析にいて接触および線形拘束式が使用可能になりました。
- ソルバ 4.2.4 (2009年10月9日)
- 多数の剛体要素がある場合のパフォーマンスを改善しました。
- ABAQUS 入力データコンバータのパフォーマンスの向上を行いました。
- 弾塑性解析における試行解析を改良し,収束性が改善しました。
- ソルバ 4.2 (2009年7月24日)
- 粘弾性解析機能を追加しました。
- 熱・構造連成解析機能を追加しました。
- NASTRAN入力データコンバータをソルバ入出力フォーマットVer.2に対応させました。
- 陰解法クリープ解析における幾何学的非線形に対応しました
- 圧電陽的動解析をソルバ入出力フォーマットをVer.2に対応させました。
- 非適合モード6面体1次要素を速度依存非線形移動硬化モデルに対応させました。
- 剛体要素や梁要素が多数あるモデルのパフォーマンスを改善しました。
- Windows Vista に対応しました。
- 4角形シェル要素の節点自由度数を 5 から 6 に変更しました。
- 収束判定および自動増分パラメータのデフォルト値を変更し,安定性を強化しました。
- ソルバ 4.1.5 (2009年5月11日)
- 材料主軸が多数ある場合のパフォーマンスを改善しました。
- 摩擦がある接触解析での収束性を改善しました。
- ガスケット要素における除荷曲線の補間方法を改善しました。
- ソルバ 4.1 (2008年11月5日)
- 熱伝導解析のサブモデル解析に対応しました。
- 陰解法によるクリープ解析の改善し,計算の安定化しました。
- 有限すべり接触解析でのクリアランス相当機能を追加しました。
- ガスケット要素における除荷曲線の補間方法の改善をしました。
- Windows環境に対応しました。
- ソルバ 4.0.4 (2008年6月30日)
- 解析結果のユニバーサルファイルへの変換機能の使用メモリを削減しました。
- 接触動解析にいおいて臨界貫通量に対応しました。
- ソルバ 4.0.2 (2008年4月1日)
- ABAQUS 入力データコンバータをソルバ新フォーマットVer.2に対応しました。
- ソルバ 4.0 (2008年2月15日)
- ソルバ新入出力ファイルフォーマット(Ver.2)を正式リリースしました。
- サブモデル解析機能を追加しました。
- 4面体2次要素における接触圧の出力を改善しました。
- 熱伝導解析における接触解析結果の参照機能を追加しました。
- 積層ソリッド要素に対応しました。
- 鉛フリーはんだ解析を大変形解析に対応させました。
- 修正4面体2次要素における弾塑性解析の収束性を改善しました。
- ガスケット要素の初期間隙量と線膨張を考慮できるようにしました。
- ガスケット要素における非線形解析の収束性を改善しました。
- ソルバ 3.3 (2007年10月15日)
- 接触解析における有限すべりに対応しました。
- 圧電解析機能を追加しました。
- ソルバ新入出力ファイルフォーマット評価版をリリースしました。
- ソルバ 3.2 (2007年3月30日)
- 瞬間線膨張係数に加え,平均線膨張係数でも指定出来るようにしました。
- 【HP-MPI】MPI として,HP-MPI を標準採用しました。
- 複数枚の板の固着・滑り接触問題を高速化しました。従来の10倍〜20倍のパフォーマンスが得られる場合があります
- 接触解析における初期節点位置補正機能を追加しました。
- 初期応力を指定できるようにしました。
- Updated Lagrange 形式の幾何学的非線形解析において,剛体梁要素,剛体ロッド要素が使用できるようにしました。
- スタビライズ機能を追加しました。静解析において,剛体運動を拘束することなく解析が可能となります。
- 除去された要素を,後続の解析ステップにおいて追加することができるようになりました。
- RDNLK 保持工程での収束判定方法を改善し,安定性を向上させました。
- 非適合モード6面体1次要素に,弾塑性材料特性を指定できるようにしました。
- 弾塑性解析において,線形移動硬化に対応しました
- ヤング率,ポアソン比,線膨張係数について,ユーザ指定の場の変数に対する依存性を付与することが出来るようにしました。
- ガスケット要素の応力,ひずみ出力における座標系を,全体座標系から要素座標系に変更しました。
- 低サイクル疲労解析に対応しました。
- Updated Lagrange 形式の幾何学的非線形解析において,接触面の有限回転に対応しました。
- クリープ解析において,陽解法クリープに限り,幾何学的非線形と同時に使用できるようにしました。
- 温度がタイイングで結ばれた接触部位がある非定常熱伝導解析において,解析途中に,指定した接触対グループの温度のタイイングを外すことができる機能を追加しました。
- 2階層目の領域分割数の指定を自動的に行う機能を追加しました。
- ソルバ 3.1 (2006年2月12日)
- 幾何学的非線形,弾塑性,接触などの非線形現象を伴う動的な解析が可能となりました。
- 非線形解析の途中のステップにおいて,要素を削除する機能を追加しました。
- 接触解析における摩擦の機能を強化し,収束性を向上させました。
- 複数の境界条件ステップにわたる定常熱伝導解析に対応しました。
- Armstrong-Frederick 型の鉛フリーはんだクリープ解析に加えて,Ohno-Wang モデルが使用できるようになりました。Armstrong-Frederick 型モデル,Ohno-Wang モデルを総称して,当社では RDNLK (Rate-Dependent Non-Linear Kinematic hardening) と名づけています。Ohno-Wang モデルは,より高温問題に適した構成式です。
- 熱伝導解析において,サーモスタット機能を追加しました。
- 非適合モード6面体1次要素および次数低減積分6面体1次要素を追加追加しました。
- プリズム型5面体形状の6節点ガスケット要素を追加しました。
- ソルバ 3.0 (2005年9月29日)
- 鉛フリーはんだクリープ解析機能を,MEML (Model of EcoMaterials Library) ライブラリと名づけ,追加しました。
- 【摩擦解析第1バージョン】接触解析において,クーロン摩擦を考慮することが可能となりました。
- 非線形熱応力解析において,非定常熱伝導解析の結果を直接読み込むことが可能となりました。
- 複数の荷重ケースを扱う線形静解析機能を追加しました。
- 熱伝導解析において,6面体8節点熱伝達要素が使用できるようにしました
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Platform MPI
接触解析
大変形解析
弾塑性解析
熱伝導解析
MEML(Model of EcoMaterials Library) ライブラリ・鉛フリーはんだ
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