アライドエンジニアリング

ADVENTURECluster
本ページでは ADVENTURECluster の検証事例などを紹介しています。

片持ち梁のモーダル過渡応答解析
片持ち梁のモーダル過渡応答解析を行ないます。モデルは片持ち梁のモーダル周波数応答解析と同様です。製造交差により断面が真円ではなく,断面2次モーメントが断面の 2 方向で異なります。また,純粋な梁モデルでは考慮できない付加的な重量を非構造重量として考慮しています。結果は MSC.Nastran と比較します。
梁モデル
図 1 梁モデル
梁の諸元はつぎのとおりです。
  • 形状:円柱
  • 長さ:3m
  • 半径:0.014m
  • 断面2次モーメント:Iy = 2.9x10-8m4, Iz = 3.1x10-8m4
  • 重量密度 2.65×104N/m3 (=2.703x103kg/m3)
  • 非構造重量:2.414 N/m
  • ヤング率:7.1×1010N/m2
  • ポアソン比:0.33
要素は単純梁要素,要素数100,節点数101です。これは片持ち梁のモーダル周波数応答解析と同様です。

時間刻みを 0.001秒 とし,2000 ステップ,2秒間の解析を行ないます。3000Hz まで(50モード)の固有モードを使用します。

加振点および応答評価点は,片持ち梁のモーダル周波数応答解析と同様です。つぎの図のように,梁の長さ方向中央の表面の一点と梁の自由端の一点とを共通にとります。モード減衰は,すべての周波数範囲で臨界減衰の5%を用います。

加振位置
図 2 加振位置
加振点に以下のような過渡過重を与えます。以下で,Center,Free end はそれぞれ中心,自由端(右端) 位置における荷重を表しています。
加振
図 3 加振力

結果を以下に示します。図 4,図 5,図 6 はそれぞれ変位応答,速度応答,加速度応答です。これらの図では,ADVENTURECluster と MSC.Nastran の結果とはほぼ完全に一致しており,対応するグラフは重なっています。
変位応答
図 4 変位応答

速度応答
図 5 速度応答

加速度応答
図 6 加速度応答
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